北野 武

2003年5月9日
そろそろ本業が動き出しました。
何を隠そう、私の本業は大学生ではなく、映画監督の卵。
最近モチベーションがガンガンに上がってきました。
とりあえずの研究対象は北野武です。
彼の映画を批難する人がいますが、
私は好きとかではなく、素直に凄いと思うのです。
そもそも映画監督とは彼のようにあるべきだと思うのです。私は。
別にSFやコメディー映画を否定はしませんが
それが本当に映画と呼べるかは疑問ですね。

まぁ自主制作映画そのものがよく分からないってのもいけないんでしょう。
脚本が甘いんですね。決定的に。
今スクリーンに映し出されている映画でも甘いものもあります。
そんなんで金を取るのは犯罪ですぞ。

私は絶対にそんな風にはならない。
むしろ金なんて要らない。
どこかに原点を見出せさえすれば金も名誉もいらん。
あるだけ醜くなる。

ずいぶんキザだなぁと思いますよ。
しかしですね。私はもう大学生。とっくに夢を見ていられる時期は終わりました。
まぢで言っているわけです。
大半の奴は笑いますがね。。。
別に映画を撮ることが重要なのではなく、
今やることが重要なのですよ。

合コンだの、なんだのってやってる暇ないね。
本当、焦るわ。あと二年のうちに限界を見ないと
大学なんて行く意味ないし。
いまの目標に挫折したら、わたしは中退しますよ。
覚悟のうえです。ってか当然ですよね。

大学でなにかを見つけるって人は、いつ見つけた何かをやるのでしょうか?
それを決めて入るのが大学でしょう。
そして大学はやりたいことをやる舞台なのです。
とまぁ、少々無理な展開をしましたが、電車のなかで
盗み聞きしていた学生に対して、私の意見を述べました。
あはは。

かなり久々の映画レビュ〜。
今日は何にしようか。

あれにしよう。
J.L.ゴダール「気狂いピエロ」

どうなんでしょうね。基本的にヌーヴェルヴァーグの代表作とされています。
どうなんでしょう。正直そんなに凄いとは思わないんです。
フランス映画の形式にメスを入れたことはとても凄い。
私のやりたいこととも似ている。
だけど、それだけ。それまでの形式的な映画性を打破したけど、
それによって大事なものが失われたような映画。
良い映画だけど、味っていうか、重みがない。
どーんって表にでてこない。
それがいいのか悪いのかは個人の問題なんでしょうね。
ただ、凄い映画であることには変わりないです。
結局良い映画なんですけど、私の口には合わない。ただそれだけ。

曖昧になったのでもう一作
キッズ・リターン 北野武

見なきゃだめだ。そう思う。
なんていうのか、興味なくても見て欲しい。
わからないかもしれないけど、見るべき。ほんとうに。
だれも読んでやいないだろうけども見て欲しい。
結局こうなるんだなぁっていうか・・・。
凄いよこれ。
別に北野武だからべた褒めしているわけではない。
彼の世界観は凄い。
そしてそれが映画に出来るのがなお凄い。
本当の北野武氏とはどんな人なのか非常に興味がある。
うん。
きっと・・・。

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